世界一周するときに危険な国はどこ?☆ロシア・NIS諸国編☆

ヨーロッパ編に引き続き、ロシア・NIS諸国編です!

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前回の北中米編に引き続き、南米編です ↓↓↓前回の北中米編は下からどうぞ↓↓↓ 中米に続いて、南米も犯罪大国が多いので、ここに挙げていない...

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色々な国を周りたいという想いは、世界一周者には共通してあるものだと思います。 ですが、世界でも有数な安全国家に生まれた僕ら日本人には想...

世界一周する上での大前提は「生きて帰ってくること」です。

このロシア・NIS諸国は紛争が起きている場所もあり、危険な国が多いです。自分の身は自分で守るという意識をしっかり持って、無謀なことはしないように気をつけていきましょう。

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ロシア・NIS諸国にある危険な国・地域は?

NIS(ニーズ)諸国というのに馴染みのない人もいるかもしれません。

僕もその一人でした。なので、まずは、NIS諸国とは何かをWikiから引用してみます。

NIS諸国(New Independent States)通称 NIS (ニーズ)は、1991年以前のソヴィエト連邦ならびにその構成共和国であった地域であり、同時にこの地域に存在する国家の総称である。

NISは英略称であり、本来の単語を日本語に直訳すれば「新独立国家」となり、NIS諸国は要約すれば「ソ連崩壊で独立を完全に果たした国々」ということになる。

この為、NISという文字そのものには特定の組合や団体といった組織的な観念を意味するものは含まれていない。

範囲は バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)を除く東ヨーロッパ、中央アジア、南コーカサス(西アジア) の12ヶ国を指す。

Wikiより一部改変して引用

具体的にNIS諸国の国々を挙げていくと、

  • 1. アゼルバイジャン
  • 2. アルメニア
  • 3. ウクライナ
  • 4. ウズベキスタン
  • 5. カザフスタン
  • 6. キルギス
  • 7. ジョージア(グルジア)
  • 8. タジキスタン
  • 9. トルクメニスタン
  • 10. ベラルーシ
  • 11. モルドバ
  • 12. ロシア

ということになります。危険な国として指定されている国が多いですが、トルクメニスタンには「地獄の門」など魅力的な偉空間もあります。

その時々の情勢にも合わせて行動しなければいけませんが、危険だという認識をしっかり持っていきましょう。

ではまずは外務省の提供している「海外安全ホームページ」でロシア・NIS諸国の地図をご覧ください。

海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

こちらの地図上に危険度表示というボタンがありますので、それを押すと危険度を4段階で色分けして表示してくれます。

ロシア


全土でレベル2 人口10万人あたりの殺人件数9.54件(日本の30.8倍)で世界第49位(順位とレベルは相関しません)

ロシアでは過去に何人かの日本人が犠牲になったという話があります。

・2012年ロシア東部シベリア・ザバイカル地方にて身体をナイフで30ヶ所以上刺されたとみられる日本人男性の遺体が発見されました。当時その男性は、バイクでロシアを横断しており、道で野宿をしていたとされています。(参照記事)「ロシアの様に兵役があり、戦地に行った人間の多い国には、人を殺した経験者や、全員が素手で殺すことを教わっている事も承知しておくべきで、アフガンへ行った経験のあるロシア兵の多くが麻薬の使用経験があるというのも危険な要素で、麻薬の金稼ぎに強盗をする。実際未成年者の麻薬使用は極東地域でも非常に多く、ネオナチを名乗る人種差別集団やナイフや銃の所持者も多い。

・2002年ロシアのウラジオストクで当時学生であった男性が自宅アパートで殺害されていたという事件。札幌から語学留学していたその男性は、3人組の麻薬常習者よって殺されました。 ヘロイン購入のための盗み目的でした。(参照記事

・1999年日本語教師としてロシアに渡っていた女性が同居の男性と共に行方不明になり、後日無残な姿で発見されたそうです。あまりの悲惨な姿のため、告別式は行わなかったそうです。犯行は部屋に出入りしていた修理工の男性でした。

ロシアでは首都であるモスクワでも、アジア系の市民が殴り殺されるという事件が2016年12月に起きたばかりです。犯人は軍服を着た3人組だったとのことだったので、上記の赤のアンダーラインで書かれているように、兵役があると人を殺すということに鈍感になってしまうのかもしれません。

アゼルバイジャン

全土でレベル1〜3 人口10万人あたりの殺人件数2.45件(日本の7.9倍)で世界第139位(順位とレベルは相関しません)

現在アゼルバイジャンは隣国のアルメニアとの間で紛争が生じており、国境付近やナゴルノ・カラバフはアルメニアによって占領されているため、紛争に巻き込まれる恐れがあるとして政府は渡航中止勧告を出しています。停戦合意の状況であるそうですが、小規模の武力衝突が起きている場所もあり予断を許さない状況です。

十分に気をつけてください。

ただ、アゼルバイジャン自体は実は親日国だという情報もありますし、一般的な治安としては比較的良好なようですね。アゼルバイジャンのほとんどはトルコ民族だということです。トルコは現在テロの影響が非常に強く危険な国として認知されていますが、元々かなりの親日国として有名でした。

そこからアゼルバイジャンも親日国であるということでした。(詳しくはこのブログに書いてあります。)

アルメニア

全土でレベル1〜3 人口10万人あたりの殺人件数1.97件(日本の6.4倍)で世界第144位(順位とレベルは相関しません)

アルメニアでも基本的に危険とされている地域はアゼルバイジャンとの国境付近です。紛争が完全に終結するまでにどれぐらいの日数がかかるのか、または終結するのかはわかりませんが、それまでは国境付近は危険なようですね。

ただここもアゼルバイジャンと同様に人口10万人あたりの殺人件数だけを見ると、南米などと比べるても比較的治安は悪くなさそうです。

アルメニアに在住する日本語教師の方もおられるようですし、よければそちらのブログで情報を得るのも良いかもしれません。

アルメニア日本人会の活動と会員の徒然日記

ウクライナ

全土でレベル1〜3 人口10万人あたりの殺人件数4.36件(日本の14.1倍)で世界第96位(順位とレベルは相関しません)

ウクライナの中で現在特に危険な地域はクリミア半島周辺のようです。クリミア半島が独立の動きを見せており、それに反発したウクライナ政府との間で問題が生じています。

そのため、クリミア半島内においてはウクライナ政府の統治が十分行き届いておらず,渡航者が同地域で何らかの不測の事態に巻き込まれても,在ウクライナ日本国大使館による邦人援護業務は極めて困難な状況です。

ウクライナに行く時はクリミア半島を含め、東側にはあまり行かないほうが良いでしょう。

ウズベキスタン

全土でレベル1〜3 人口10万人あたりの殺人件数3.22件(日本の10.4倍)で世界第117位(順位とレベルは相関しません)

外務省のホームページには、キルギスとタジキスタンとの国境付近である山岳地帯には麻薬・武器等密輸業者集団の進入を防ぐために設置した地雷が埋没している可能性がありますので,渡航は止めてくださいとあります。

またアフガニスタンとの国境では、外国人を狙った拉致事件が多発しているとのことです。

キルギス

全土でレベル1〜3 人口10万人あたりの殺人件数3.70件(日本の11.9倍)で世界第107位(順位とレベルは相関しません)

キルギスでは1999年に「キルギス日本人拉致事件」というものが発生しました。

簡単に概要をお伝えしますと。1999年8月23日にJICA(国際協力機構)が派遣していた日本人鉱山技師4人と、キルギス人通訳、キルギス軍関係者2人の計7人が、反政府ゲリラに拉致されました。この事件の時にウズベキスタン大使であった中山恭子氏が、政府から伝達された方針である「キルギス政府に事件を一任するため、情報収集に努めるように」という内容を無視して、「救出に全力を尽くす」として大使館員と協力して昼夜を問わず奔走されたそうです。ウズベキスタン大統領・タジキスタン大統領・イスラム統一党党首と会い、犯人グループの説得により、人質の解放が達成されたのです。

 解決の鍵は、現地を良く理解し、現地の人々と信頼関係を築いていた国際派日本人が握っていた。 ■転送歓迎■ H27.02.01 ■ 43,399 Copies ■ 3,963,480Views■ ■1.「2億ドルの支援を中止し、人質を救出して下さい」  テロリスト集団ISIS(イスラム国)が日本人二人を誘拐し、身...

この事件で大事なことは、このJICAの日本人4人は渡航する前から政府に警告を受けていました。それを無視して、渡航したことによって拉致され、人質となってしまったのです。

中東において国から日本人は大切に扱われやすいのです。これは逆を言えば人質としての価値も高いということです。だからISILに日本人がかつて拉致されたのです。これを日本人は理解しておく必要があると思います。

このように警告を無視して、自分勝手な行動をしたことによって多くの人や国に迷惑をかけることになります。最悪の結果を常に想像し、注意を払うことによってそういったことを予防することが絶対的に必要ですし、そういった自覚を持って行動することが当たり前だと思います!

ジョージア(グルジア)

全土でレベル1〜4 人口10万人あたりの殺人件数2.68件(日本の8.6倍)で世界第135位(順位とレベルは相関しません)

ジョージアとロシアの国境付近にて、大規模な軍事衝突が起きています。またロシア軍が首都であるトリビシ近郊を含む軍事施設に爆撃を行ったために甚大な被害が発生しているとのことです。

そのため、国の政治自体が非常に不安的な状況にあり、治安を確保できていない状況とのことです。

危険レベルも4となっており、「退避」を挙げているので今ジョージアに渡るのはやめたほうが良さそうですね。

タジキスタン

全土でレベル1〜4 人口10万人あたりの殺人件数1.44件(日本の4.6倍)で世界第162位(順位とレベルは相関しません)

アフガニスタンとの国境付近では治安機関と反政府勢力との衝突がたびたび発生しており,警戒が必要です。

またISILの関係からアフガニスタンから武装勢力が流入してくる可能性もあるとのことです。

それ以外では比較的治安は徐々に良くなってきているのかもしれません。

トルクメニスタン

全土でレベル1〜2 人口10万人あたりの殺人件数4.31件(日本の13.9倍)で世界第97位(順位とレベルは相関しません)

アフガニスタンを始めとする紛争国家との国境を持つことから、それらの情勢による影響を受けやすい国とされています。特にアフガニスタンの国境付近はレベル2に指定されており、情勢に気を配る必要があります。

H26年に在トルクメニスタン大使館が出した海外安全対策情報がありましたのでこちらに貼っておきます。

基本的に親日感情のある国だということがわかります。

またトルクメニスタンはNIS諸国の北朝鮮と呼ばれているところでもあります。その理由は独裁国家だから。

しかし、独裁国家とはいえ、北朝鮮とは全然違い、国民のために色々考えられており、交通費が無料だったり、貧しい家族には家がプレゼントされたりと、権力者が独裁しているが、国民のためを思って国が造られているようです。

トルクメニスタンの概要がわかるサイトがありました。

トルクメニスタンと聞いて何を思い浮かべま

ただ、近年は貧富の差により、強盗が出たりすることもあるようなので、夜間の外出はやめたほうが良さそうですね。

まとめ

このロシア・NIS諸国編では、かなり多くの国が危険指定されていますが、その多くは紛争による影響で、特に国境付近に注意が必要ということでした。

一般的な地域での犯罪率は比較的低いようですね。

紛争に関する情報をよく調べて、紛争地帯には行かないようにする必要があります。

外務省の「たびレジ」というものに登録すると、海外での注意情報が送られてくるみたいなので、そういったものを活用しながら、世界情勢を見つつ旅をしていった方が良いでしょう。

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