バクー市内からとても綺麗なビビヘイバットというモスクのある所へ行ってきました。
あまり有名ではないモスクなのですが、友人で8年間無帰国で旅しているという旅人(@takayukirainbow)から教えてもらい行ってみたらとても良かったので、皆さんにも知って頂きたいと思いましたので、ご紹介させて頂きます。
バクー市内の移動はバクーカードが必須
バクー市内を公共交通機関(地下鉄・バス)を使って移動しようとすると必須となってくるのがバクーカードです。
このカードは地下鉄や空港など多くの場所で購入することができるので、探せばどこでも買えると思います。
カード代金:2マナト(約130円)
更に購入時に金額をチャージする必要があります。
ちなみに地下鉄の一回使用料はこちら(バス料金は後ほど)
地下鉄:0.5マナト(約30円)
これらをあらかじめ購入してチャージしておくことを忘れないでください。
市内から125番のバスに乗車
市内から125番のバスに乗車します。
ご自身のホステルなどの任意の場所から行き方を調べる場合はGoogle mapで「ビビヘイバット」を検索して、経路検索をかけてもらうと自分の位置から一番近いバス停が分かると思いますので、そちらで確認してみてください。
こんな感じです。
125番の経路上にいれば、一本で行けてしまうのが嬉しい所ですね。
バス料金
アゼルバイジャンはバス料金が安いです。
一回:0.35マナト(約20円)
日本では考えられない。
これも産油国の影響なんでしょうか。
ビビヘイバットモスク
中心街から約40分ほどでビビヘイバットモスクに到着します。
降りたら目の前がモスクになります。
こちらはモスクの正面からの画像です。
このビビヘイバットモスクは1936年に一度壊されたものを再現して、1990年に建てられたもので、比較的新しいモスクです。
このモスクはシーア派シマームの娘でムサ・アル・カジムという女性の墓の上に建てられており、内部に入るとお墓を見ることができます。
他宗教であっても誰でも入ることができます。(ただし、靴は脱ぐ必要があります。)
中のお墓の部分がとても綺麗です。
画像の手前にあるのがお墓で隙間から内部を覗くこともできます。
そしてモスクですので、礼拝堂もあります。女性用と男性用に分かれているようです。
男性用の礼拝堂はお墓のすぐ横にありました。
大きめのお部屋でこちらも厳かな雰囲気でした。
ちなみにこのモスクに関して、フランスの有名な作家アレキサンドルデュマという人が著書「The world」のなかで、「The mosque – a place of worship for infertile women, they come here on foot, worship, and within a year gain the ability to give birth.」と書いているそうです。簡単に訳すと「不妊の女性がここに来て礼拝をすると一年以内に出産する能力が得られる」となります。
真偽のほどはわかりませんが、そういったご利益のあるモスクなのかもしれません。
ただ、僕は男ですが、単純にとても綺麗なモスクが拝見できたことはとても嬉しいことでした。
半日もあれば行って帰ってこれるので、是非足を運んでみてください。