タリンからおよそ西へ40kmほど進んだところに「Rummu quarry」という湖があります。ここにはソビエト連邦時代に作られた廃墟があり、現在その廃墟は湖に沈んでいるのです。
今回はそんな少し変わった観光スポットを行き方と共にご紹介します。
Rummuにある廃墟
Rummuの湖には廃墟が沈んでいます。
この場所はイッテQでも取材が行われたようです。その際には廃墟を刑務所だったと放送しているようなのですが、実際には採石場のビルみたいです。
それを間違って刑務所だと伝えたのはこの採石場の近くに二つの元刑務所があったという記述があったからで、その刑務所に関しても信頼性はまだ乏しいそう。
なので、おそらく刑務所では無いのですが、ソビエト連邦時代に採石場として使われていたビルが今廃墟となって湖に沈んでいるという事が興味深いことには間違いありません。
タリンからの行き方
タリンから行く場合には市バスのようなもので簡単に行くことができます。
市内中心部のバス停からバスに乗ることができます。
このViruというバス停から146もしくは148番のバスに乗り込みましょう。
それで一本でRummuまで行くことができます。
一人:3ユーロ(約360円)
土日に行く場合は146番、平日に行く場合は148番に乗り込むようです。
ただ、本数が少ないので、事前にしっかりと時間を確かめて乗り込むようにして下さい。
もしくはタリンでご自身の居場所からGoogle mapを使ってrummuまでのルート検索を行うともっと近いバス停を教えてくれる場合がありますので、やってみると良いと思います。
Google mapでバスの時間も分かると思います。
到着する場所はこちら
入場料
バス停に到着しても、すぐに湖の方向へは進む事はできませんので、まずは西へ歩きましょう。
するとちょっとした入り口が見えてきます。
この少し奥に受付がありますので、そこで入場料を支払って下さい。
一人:3ユーロ(約360円)
入場料を支払うとチケットバンドを巻いてくれます。
チケットバンドはこの敷地内を出るまで外さないようにして下さい。
奇岩も素晴らしい
湖も凄く良いんですが、近くにある奇岩もかなり素晴らしいです。
こんな奇岩の間を抜けて上に登っていくことができます。
僕はサンダルできてしまったので、かなり登りづらかったんですが、普通に靴で登れば全然楽勝ですよ。
奇岩と書いているのですが、かなり脆くて、実際は砂が固まったようなものなので、崩さないように気をつけていました。
そしてこの上からの光景がまた素敵です。
廃墟と湖が一望できてしまいます。
風も心地よくて、この上でひたすらまったりしていました。
ウォータースポーツもできる
ちなみにこの敷地内でできるのは奇岩に登ることと、泳ぐこと、そしてスキューバダイビングをすることです。
ウォータースポーツは他にもシュノーケリングやちょっとしたボートなどを借りることもできるみたいでしたので、興味のある方は是非。
ただ一番の人気はスキューバです。
というのも湖はそれなりに透明度が高いので、湖に完全に沈んでしまった廃墟の中にも入ってみることができるからです。(下の画像の右奥の廃墟)
これをしたくて来たという人は多いでしょう。
僕もどうしようか迷ったのですが、ワンダイブ70ユーロと高額だったのと、この日はかなり寒かったので諦めました。
もしかしたら時期によってはもっと安くなっているかもしれませんので、興味のある人は覗いて見て下さい。