リトアニアのカウナスという街には世界でも珍しい悪魔博物館(Devil’s Museum)があります。
どんな感じだろうと興味半分で訪れてみたのですが、意外にも見応えがあったので、今回はそんな博物館をご紹介したいと思います。
悪魔博物館の場所
悪魔博物館はカウナスの中心地に近い場所にあります。
入り口のところにポスターのようなものが貼られているのですぐにわかると思います。
内部はしっかり博物館というよりも、少し古めかしいビルをそのまま使っているような感じになっていて、各階層毎に沢山の種類の悪魔達が展示されています。
営業時間
月曜日:定休日
火曜日〜金曜日:11:00〜19:00
土曜日〜日曜日:11:00〜17:00
月曜日が定休日なので、曜日だけ注意してください。
内部の見学は1時間から2時間ぐらいの所要時間があれば回れると思いますので、それらを考慮して訪れることをオススメいたします。
入場料
入場料:5ユーロ(約600円)
ロッカーが置いてあって、荷物はそこにいれるように言われます。
ロッカーは無料で使うことができますよ。
悪魔博物館の概要
悪魔博物館は悪魔をあしらった彫刻・お面・その他作品を集めて展示した場所です。
Wikipediaによれば2009年の時点で約3000点の収集品が所蔵されているとありますが、僕が個人的に博物館の職員から話を聞いたところによると現在博物館自体には800点保管されていると言われました。
実際に展示されているのはその内300点ほどだそうです。後の500点は危険だからしまってあるといわれました(笑)
この博物館は元々リトアニアの画家であったアンタナスという人が個人的に収集していたコレクションを、彼の死後、住んでいた邸宅を博物館として開設した。その後徐々に収蔵品が増えていったため、現在のビルに場所を移したようです。
内容
建物は1階部分が受付になっていて、展示品は2階からみることができます。
中の悪魔は多種多様で非常に興味深いです。
悪魔のイメージとして一番一般的と思われるような悪魔もいれば
人と仲良くする悪魔や
可愛らしい悪魔の家族などシリアスな悪魔ばかりでなく、非常にコミカルな悪魔達も沢山います。
昔の人達にとってはもしかしたら悪魔も身近にいるような存在だったのかもしれません。
また魔女も悪魔の一人として捉えられていたようで、魔女に関する展示品も複数見受けられました。
世界各国の悪魔の姿といったスペースもあり、日本の悪魔?ということで天狗のお面も展示されていました。
僕が印象的だったのはこの悪魔です。
なんか妙に生々しくて今にも目を開きそうな感じが面白かったです。
展示数は300点ほどでそれなりに数はありますが、結構それぞれの展示品でジャンルが違う感じなので、最初から最後まで飽きることなく見学することができました。
これでこの入場料なら全然払う価値はあると思います。
是非とも行って世界各地の悪魔を見てきてください。