命のビザを発給した杉原千畝記念館をご紹介☆行き方・営業時間・入場料など☆リトアニア

先日Googleが検索画面のロゴに使ったことでも一時的にニュースになった杉原千畝という日本人がいます。

僕もリトアニアに留学していた日本人に教えてもらうまで知らなかったのですが、そのお話は非常に心温まる内容でした。

今回この杉原千畝さんの紹介とリトアニアのカウナスにある杉原千畝記念館の概要をご紹介いたします。

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命のビザとは

第二次世界大戦中ナチスはユダヤ人を迫害し、アウシュヴィッツ強制収容所などへ連れて行って、大量の殺戮を繰り返していました。

それらを知っているユダヤ避難民達はどうにか安全な場所へ逃げようとリトアニアへ流入したのでした。

そして彼らは在カウナス領事館へと訪れ、国外へ逃亡するためのビザの発給を求めたのです。

当時副領事だった杉原千畝は彼らの身を案じ、日本を通過するビザの発給許可を申請します。

しかし当時日本はドイツと同盟関係にあり、ユダヤ人を逃すことは関係に亀裂を入れかねませんでした。そのため、政府は発給要件を満たすもののみとして多くの避難民へビザ発給を認めませんでした。

1940年7月いよいよドイツ軍の侵攻も迫っていく中、悩み抜いた杉原千畝は自身の立場を顧みず、政府からの命令に背いてユダヤ避難民へビザを発給することを決断します。

「私も何をかくそう一晩中考えた。苦慮、煩悶の挙句、私はついに、人道、博愛精神第一という結論を得た。そして私は何も恐れることなく、ヴィザ発給を決意した。」

出典:杉原千畝記念館

彼がそれから約1ヶ月の間時間を惜しんでビザを書き続けたそうです。書きすぎで腕が痛み、奥さんがその腕をマッサージして助けたというエピソードも。

彼はベルリンへ向けて乗った列車が出発する直前まで、押し寄せてきたユダヤ人に向けてビザを発給し続けたそうです。

最終的には記録を付けるのも惜しんでビザを書き続けたため、正確にビザがどれほど発給されたのかはわからないそうですが、杉原千畝が政府に向けた報告では2139通だということでした。

このビザは1通で家族が通過できるようになっていたため、これによって助かったユダヤ人は3000人から6000人とも言われています。

世界で日本人唯一の賞を受賞

世界には杉原千畝以外にもユダヤ人ではないがユダヤ人を助けた人々が沢山いました。ユダヤ人達はこうして助けてもらった恩を忘れることはありませんでした。

戦後生き残ったユダヤ人達は時代が落ち着くと彼らを探し始めます。

そしてイスラエル政府はそんな彼らに「諸国民の正義の人」賞を授与するようになったのです。

日本人で受賞したのは杉原千畝ただ一人です。

杉原千畝記念館はリトアニアと日本の岐阜県にありますが、そこには世界中から多くの人が訪れています。

杉原千畝記念館の場所

【リトアニアの杉原千畝記念館】

住所: Vaizganto 30, Kaunas,Lithuania,LT-44229

カウナスの長距離バスターミナルからそんなに離れていないので、気軽に立ち寄ることができます。

ちなみにこのバスターミナルでは荷物の預かりもしてくれるので、非常に便利です。

荷物の預かりは2ユーロ(約250円)です。

【岐阜県の杉原千畝記念館】

こちらの詳細は公式サイトをご確認ください。

営業時間

リトアニアの杉原千畝記念館の営業時間

月曜日〜金曜日:10:00〜17:00

土曜日・日曜日:11:00〜16:00

入場料

大人:4ユーロ(約470円)

学生:2ユーロ(約240円)

内部の概要

このリトアニアにある杉原千畝記念館は元在カウナス領事館を使っているのですが、当時の物はほとんどなく、ただ場所や雰囲気が再現されているだけです。

唯一当時の物として残っているのは古めかしい国旗だけだということ。

IMG 9966

この机もレプリカなので座って写真を撮ることもできます。

内部は多くの資料と解説があり、日本語の解説もありますので、大まかな事は知ることができるようになっています。

また複数人がその場に居れば二階にある視聴室で15分程度の映像を見ることができます。

かなり古い映像なので、解像度は良くありませんが、杉原千畝について知ることができるでしょう。

僕が行った2019年7月には日本語ペラペラと言われる職員の方はおらず、普通に英語を話す現地の方がおられました。

なので、ガイドなどは何もされず、自分自身で館内の説明を読むのが主体となります。

しかし当時の領事館で実際に杉原千畝さんがそこで働いていたことを想うと感慨深いものがありましたし、あの戦時中の最中にそのように振る舞った日本人がいたことを嬉しく思いました。

この記念館は基本的に寄付によって、運営されているそうです。

記念館ではちょっとしたお土産も売られているので、そうした売り上げも運営費として使われている事だと思います。

もし気に入ったものがあれば買ってみるもの良いでしょう。

Vaižganto 30, Kaunas, Lithuania, LT-44229

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