サンタエレナから8泊9日のロライマツアーに参加してきました。
その時に使った会社や値段について詳細に記載したいと思います。
ツアー会社
僕らはサンタエレナまでマナウスで知り合ったおじさんの紹介で、ツアー会社をやっているスージーに連れてきてもらいました。
もちろんだからと言って、すぐにこの会社にしたわけではなく、色々と話し合いを重ね、他の会社も検討した上で最終的にスージーの会社でお願いをすることにしました。
スージーの会社は「KAMADAC Tours」です。
場所はこちら
料金
僕らは3人だったのですが、そのうちの一人が英語ペラペラだったので、基本的にその人に交渉をおまかせしました。
そして最終的に出た金額がこちら
ロライマ8泊9日:一人184ドル(約20300円)
破格の値段です!!!
普通なら400ドルぐらいはするのですが、その半額以下になりました。
これはもう完全に友達のおかげだとしか言いようがありませんが、それに応えてくれたスージーの懐の深さにも感謝です。
ただし、かなりオーダーメイドなツアーになったので、一般の人達が真似をするのは難しいように思います。てか多分普通に許してもらえません。これは友達の交渉術が凄すぎたせいだと思います(笑)僕にもできる気がしませんので・・・
次にこのツアーの内容についてご紹介いたします。
内容
まず日程は8泊9日です。一般的に多いのは5泊6日か6泊7日なのですが、僕らはロライマの先に行きたかったので、長めの日程を選択しました。
そして、金額が安かった理由についてですが、上記の値段には以下のような金額が含まれていません。
- 食事代
- ポーター4人分
具体的に説明をしていくと、まず食事を全て自分達で購入しました。
本来なら会社が必要な分の食料を購入してくれるのですが、少しでも費用の抑えたかった僕らは自分達で全ての食料を揃えることに・・・僕らだけではどれくらい購入したら良いかわからないので、スージーにも買い物に連れて行ってもらって、ガイドやポーター(荷物を持ってくれる人)の分も含めた食料を買いました。
上の画像が9日分の食料達。最終的に参加者4人で購入した食料は
全体で660レアル(約20,000円):一人165レアル(約5000円)
となりました。
そして次にポーター4人分というのは、荷物を持ってもらう人を少なくして自分達で荷物を持つということです。
普通にツアーに参加すれば、自分達の荷物と寝袋、マットだけを持てば良いのですが、それに加えて僕らは食料も自分達で持つことにしました。
それによって連れて行くポーターさんの数を減らすことができ、その結果費用を抑えることにしたのです。
本来であれば、初日は食料が多いのでポーター6人、そして次の日は5人、4人と一日ずつ減って行って最終的に3人は最後までいるという感じなのですが、僕らは初日から4人、次の日に3人、そして最終的に2人にまで減らしました。
そのため、ロライマを登る時などは結構大変でしたね・・・
その他にも色々と友人が交渉してくれたと思うのですが、僕では英語力が付いていかず、完全には理解できませんでした。
ガイドさんに気をつけて
僕らはこのKAMADACにツアーをお願いしたわけなのですが、一つだけ本当に嫌だったことがあります。それがガイドさんです。
ガイドさんの名前は「カーラ」という女性でした。
2018年で経験年数は3年と一人前になったばかりといったところでしょうか。でもこのガイドさんには本当に最初から最後まで失望しっぱなしでした。またツアーの具体的な記事の中でも書こうと思っているのですが、箇条書きでダメだったところを挙げると
- 危機管理が一切出来ていない
- 自分の事が最優先(食事・飲み物・テントの場所)
- ガイドとして自分から何かを説明するという事は9日間で一度も無かった(全てこちらが聞かなければ教えてくれない)
- ガイドなのに客から離れて自分のペースで歩く
簡単に挙げるとこんな所です。はっきり言って経験年数うんぬんというレベルではありません。ガイドとしてやる気があるとは思えない仕事ぶりでした。
南米でかなり多くのツアーに参加してきましたが、ここまで酷いガイドは今まで一度もありません。
特に一番僕が腹立ったのは危機管理が出来ていないというところでした。ツアーの中で一番大切なのは安全に無事帰るという事だと思っています。
僕らは4人でオーストラリア人男性一人と僕と友達の日本人女性2人という構成だったのですが、危ない場面でも自分の事しか考えておらず、ガイドなのにポーターの言いなりでした。
ツアーの中で増水した川を渡らなければいけない場面があったのですが、素人目にも明らかに女性には危なすぎる場所で、ガイドの何も考えない判断にブチ切れてしまいました。
今回の旅でこれほどキレたのも初めてですが、それでも友人達に何かあってはいけないと思い、必死に訴えました。
最終的にポーターが僕と同じ判断になり、もっと安全な場所に移動して、そこから川を渡るということになり、皆無事に渡る事ができました。
また記事はアップしますので、そちらを参考にしてください。
とりあえず言いたい事は、僕としてはこのKAMADACをオススメしたいのですが、ガイドさんだけは「カーラ」にならないようにスージーに訴えてくださいという事です。本当に本当に危険なので!
※後々わかった事ですが、やはりカーラは今回だけでなく過去に何度も問題を起こしているようで、スージーも「本当に申し訳ない」と謝ってくれました。
スージーに感謝
色々交渉してくれた友人にももちろんすごい感謝なのですが、やはりツアーの代表であるスージーが、全く儲からないのに色んなことに気を使ってくれたことが本当に嬉しかったです。
所属しているガイドさんは本当に残念でしたが、この方まで恨む気には到底なれません。
最初にパカライマまで迎えにきてくれた事から始まって、僕らの買い物に付き合ってくれたり、ホステルを斡旋してくれたり、こちらのワガママを最大限叶えようと色々と模索してくれました。
またこれは後にも書こうと思っていますが、エンジェルフォールに行くのにもこのスージーが色々とツアー会社を探してくれて面倒見てくれました。
本当にとても素敵な女性でした。
本当にありがとう!!!