モントリオールの街並みはとても綺麗です
その街を一望できるモン・ロワイヤル(Mont-Royal)というちょっとした山というか、丘の様な場所があります。
こちらには地元の人も運動しに来たり、夜景を見に来たりと活気のある場所なので、とてもオススメですよ☆
今回はそのモン・ロワイヤルへの安い行き方と内容をご紹介いたします。
メトロでMont-Royalへ
まずはメトロ(地下鉄)のオレンジラインにある「Mont-Royal」という駅に向かいます。
そもそもモントリオールのメトロは路線が色によって分けられています。そして、その中の一つにオレンジラインがあり、そのライン上にMont-Royal駅があります。
出典:http://ura-pilz.com/inside/6186.html
モン・ロワイヤルは結構中心地に近いところなので、比較的行きやすい場所だと思います。
まずこのモン・ロワイヤルに到着したら、地上に出てください。出口はおそらく一つだったと思うので、迷うことはないと思います。
STMバス #11 OUESTに乗る
モン・ロワイヤルの駅から地上に上がる階段を上りきったらすぐに周りを見渡して、STM#11という番号を探してください。
いくつかのバスがこの駅から出ていて、出発する場所もバラバラなのでそれを見つけないといけません。
おそらく階段を上りきった右側から裏に向かって抜けるところがあるので、それを出て右方向だったと思います。
そうすると何個か看板が立っていて、その内の一つに11 OUESTと書かれたものを見つけることができると思います。
バス停の場所はこちら
そしてこれが看板に書いてあったバスの時刻表です。
左の枠から「月曜日から金曜日」「土曜日」「日曜日」と分かれていて、それぞれでバスの走っている本数や時間が異なりますので、注意してください。
やはり週末に本数が多く設定されていますね。
STMバスはメトロに金額が含まれている
STMというのはメトロと同じなので、料金はメトロのお金に含まれていて、乗り換え無料となっています。もしこのモン・ロワイヤルまでメトロを使っていればそのままメトロのカードで乗り込むことができますし、ここまで歩いて来たりしていたら、一回3カナダドルで行くことができます。
乗り換え無料というのがとても良いシステムですよね。
こういった公共交通機関が安いというのは、地元の人達にとっても良いと思います。もちろん旅人にとってもかなり嬉しい!
ちなみにメトロは1回乗車券が3カナダドル、2回分をまとめて買うと5.50カナダドル、6回分は14.25カナダドル、10回分になると22.50カナダドルとドンドン安くなっていく仕組みになっています。
この1回乗車券は片道だけ上手に有効になっていて、反対方向への乗り物に乗ろうとすると使えない仕組みになっています。また聞くところによると乗り継ぎの時間が30分以上空いても使えなくなってしまうとか・・・その辺は気をつけてください。
ちなみ1日乗車券もあり、8カナダドルです。なので、3回以上どこかへ行く場合にはお得になるかと思います。
モン・ロワイヤル
バスでモン・ロワイヤルに到着するとそこからはしばらく山の中の遊歩道のような場所まで歩いて行くことになります。
僕は平日に行きましたが、それでも人はそれなりに居たので、皆が向かっている方向に付いていけば難なく展望台まで行くことができると思います。
そして着いた先の展望台というか広場みたいな場所がこちらです。
しかもピアノが置いてあって、誰でも弾くことができます。
僕が訪れた時にも女の子のグループが楽しそうに弾いてくれていて、その場が少し和んでいるような雰囲気でした。
そしてこの他にもモン・ロワイヤルには有名なクロス(十字架)があって、そこへも歩いて10分ほどで行くことができます。
このクロスはモントリオールを一番最初に治めた人が1643年に建てた木製の十字架を記念して建てられたものだそうです。
このクロスは街中からでも見え、このモントリオールのシンボルとなっています。
この時は、まだ明るかったので、光がわかりにくいですが、夜にはクロスについている電灯が光って輝きだします。
そして、また先ほどの展望台に戻ります。
展望台にはモントリオールの歴史について書かれた資料などがあり、無料で映像と解説を聞くこともできますので、色々勉強になる場所でもあります。
モン・ロワイヤルの夜景
そして日も暮れて、いよいよモン・ロワイヤルの夜景です。
写真では全てを捉えられませんでしたが、実際に展望台に来るともっとパノラマの夜景が広がっています。
ここで風に当たりながら街を眺めるというのはとても落ち着けました。
帰りも同じ場所からバスに乗って帰ることができます。
ちなみにこの山を足で降りて街に向かうこともできますが、女性の方などには全くオススメできません。
僕は少し行きたいところがあったので、駅に向かわずそのまま山を降りて、街に向かったのですが、上の写真からもわかるように街中は明るいのですが、その手前の山の麓らへんにはほとんど光がなく、これだけの多くの人がいるにも関わらず照明が一切ありませんでした。
男の僕でもこの治安の良いカナダで少し恐怖を感じるぐらいで、何かあってもおかしくない状況だと思うので、素直にバス停まで戻って駅に向かうのが良いと思います。